2019年 11月 の投稿一覧

50代60代、スーツの着こなしのまとめ 

さて、前にも書いているが、スーツの着こなしを完成させるにはネクタイとジャケットの色、柄のバランスが要である。


下の写真はネクタイの主な種類とコーディネートの仕方を示している。


スーツの基本はネイビーとグレー系を選んでみた。


1 レジメンタルタイ

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1 レジメンタルタイ

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2 小紋タイ

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3 ソリッド(無地)タイ

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4 ペイズリータイ

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5 ニットタイ

中でも上3つ、1、2、3のタイは定番と思っていい。まずはこれらを揃えること。


色はネイビー系、赤系(茶系)は必須である。

1はレジメンタルタイを使ったベーシックなコーディネート。ジャケットのネイビーを拾って青系のタイにしている。


2は反対色のコーディネート。ネイビー×赤系はグッと主張がある組み合わせだ。


3はグレンチェック柄の水色のヘアラインから拾った青色系をネイビーのタイとポケットチーフで揃えている。


4は同色系でもペイズリーのタイで遊びを入れたもの。

4、5はジャケットとタイを同色系で揃えている。5はワントーンコーデと言って同色系の濃淡でコーディネートしたもの。

3、5は胸ポケットにチーフを挿している。これがおしゃれ度を上げるポイントだ。


チーフの基本は白無地。あとはジャケットやタイの色を一色拾って挿す。濃淡はありだ。

5は柄物のチーフを持ってきた。嫌味にならない程度が全体にメリハリを与えてくる。

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反対色のコーディネートで最も使われているのは、青系と茶系の組み合わせだ。「アズーロ(青色) エ マローネ(栗色、茶色)」はイタリアサイド人の必須な色コーデ。


われわれもマネしたい組み合わせである。

最後にシャツの説明を。
シャツの基本は白のブロード織。長袖。襟元はセミワイドスプレッド。前立ては裏前立て(フレンチフロント)。ボタンは白蝶貝。

追記
ベルトと靴の色は揃えること。

50代60代は女性にコーディネートを頼むべからず

スーツを新調した。シャツ、靴、コートも揃えた。あとはネクタイだけだ。


最後の締めとしてネクタイは妻に選んでもらおう。


さて、これで素敵なコーディネートが出来上がるだろうか?


答えは簡単。ダメだ。


「女性の視点」を何でもかんでも取り入れると、コーディネートが失敗することがある。


なぜか?


女性は自身のファッションには一家言あるけれど、男性のファッションに疎いのが現実だからだ。


女性の視点なんていい加減なもの。ネクタイ選びもその場で選んでもらったとしても、家で合わせてみると、まったく似合わないことがある。


女性が買い物をするときのように、勢いや衝動で決めていることが、男性のファッションを判断するのには向かないのである。


だから奥さん、カノジョ、愛人に男性のファッションを決めてもらうのはやめた方がいい。


私は女性の考えをすべて否定しているわけではないが、女性の判断を信じているわけでもない。


「ファッションが得意なのは女性」という紋切り型のトラップに嵌ってはいけない。


すべての女性がファッションに秀でているわけではないし、センスがいいわけでもない。


まあ、それ以上にいい大人がファッションに関してだけ人任せなのはどうかと思う。


興味のあるなしに関係なく、服を選ぶということは日常的にすることだから自分で出来るようにならなくてはいけない。


それでも女性にあなたのファッションを見てもらいたいと思うならば、「いい」か「ダサい」かを判断してもらうくらいにしておくことだ。

50代60代おしゃれ初心者向け、オーダースーツを作るコツとは?

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巷に溢れるオーダースーツは基本的にはフルオーダーではない。


フルオーダーは採寸から型紙を起こして一着一着を縫い上げていき、仮縫いをしてサイズ補正していく。


この工程を簡略化したものがセミオーダーであり、イージーオーダーである。


イージーオーダーは、既存の型紙から体型に合うものを選び縫い上げていく。


型紙は既存のものを使うので完璧なものではない。仮縫いもないので、出来上がった服を補正してより体型に近く服を作り込んでいく。


既存の型紙がピシャリと合えば何の問題もない。ただ合った型紙が見つからないと出来上がった段階でサイズを補正していくしかない。服の出来上がりに一抹の不安が残る。


実際、フルオーダーは高い。押し並べて20万円以上である。


逆に言うと、この価格を切るフルオーダーは考えた方がいい。別の不安があるからだ。


オーダー物の難しいところはその場で完成したものが手に取れないことだ。


だからオーダーなのであるが、やはり最初のオーダーは慎重にならざるを得ない。


セミオーダー、イージーオーダーの流れを簡単にまとめると、  


生地を選ぶ
生地のランクで価格が違ってくる。もちろん高級生地ほど高くなる。


形を決める
多くのオーダーサロンではいくつかのバリエーションを揃えている。大別するとイタリア型やイギリス型となる。


ディテールを決める
ボタンの種類。裏地、パンツの裾をシングルかダブルか。タックはどうするのかなど細かい部分を決めていく。


採寸する
体の寸法を測る。


ざっと書くとこんな感じである。


どこでスーツを作っても大体同じようなものであろう。


ここでのポイントは生地選びと形の決め方である。


おしゃれ初心者でなくても生地はどうやって選んだらいいのかわからない人も多いと思う。


いきなりバンチ(生地サンプルを閉じた本のようなもの)を見せられて、どれにするかと言われても迷うばかりだ。


ここは担当してくれるスタッフにとことん聞くか、服に詳しい人と一緒に行くしかない。


生地選びはとてもデリケートもので、間違えると出来上がった服がイメージと違うものになり失敗してしまう。


最初でも生地は化繊の入ってないものを選ぼう。折角のオーダーだから少し値が張ってもいいものを作ること。


高級海外生地ブランド
エルメネジルドゼニア
ロロピアーナ
スキャバル


有名海外生地ブランド
ドーメル
カノニコ
レダ


次に形であるが、自分の体型と好みの形をうまく掛け合わせて、納得のいく服に近づけていきたい。


ちょっとでも不安や違和感があれば、即座に質問すること。素人なのだからいろいろなことが分からなくて当然だ。


もし、形で迷ったらイタリア型のものを推奨する。今はどちらかというと、柔らかな着心地とスタイルがカッコがいいとされているからである。


ディテール
裾上げはダブルで、裾幅4センチから4.5センチ。シングルの方がよりフォーマルに近い。


袖口は本切羽。ボタンは重ねボタン。襟型はノッチドラペル。


ボタンはプラスチックは避け、水牛にする。


裏地は派手にさせずに、表地と同色のものを選ぶ。素材はキャプラ。


これくらい知っていればよい。この機会にぜひオーダーしてみたらどうだろうか。

50代60代の皆さん、持つ物と身につける物の違いについて考えよう

ファッションのことに限っていうと、持つ物の代表格はバッグがある。まあ肩から下げていると身につけているようでもあるが、バッグを身につけるとはあまり言わない。バッグは持つという。


身につけるものの代表格と言えば服。服を着ることは身につけることである。


この2つの事柄から何が言えるのかというと、持つ物は人を選ばないが、身につける物は人を選ぶということである。


これはおしゃれの感度が関わっている。


おしゃれじゃなくてもバッグはバッグに見えるけれど、おしゃれじゃないと服はダサく見える。


この違いは大きい。


持つ物はおしゃれ度をあまり問わないけれど、身につける物はおしゃれ度が問われてしまうのだ。


おしゃれになるには「持つ物」に注力するよりも、「身につける物」に注力すべきなのだ。


故にバッグや財布のような「持つ物」にいくら凝っても、お金を費やしてもおしゃれ度は上がらない。


やはり、「身につける物」に投資して、失敗しながらでも(なればないに越したことはない)、おしゃれ度を上げる努力をした方がいいのである。


多くの人が勘違いしているのは、ブランド物のバッグや財布を持てばイケてるような錯覚に陥ってしまうことだ。


おしゃれでないダサい人がいくら高価なブランド物のバッグや財布を持ってもダサいまま変わらないのが現実である。


まずは「身につける物」、服をいかに着こなせるかを考えて、高価なバッグを持つに相応しいおしゃれな人になってからでも遅くはない。


もしかしたら50代60代は簡単に「持つ物」から入っていないだろうか?


まずは形からと高価な物で埋め尽くしていないだろうか?


形から入るならば、「身につける物」からである。あと先の順番が入れ替わってはいけない。

50代60代ジャケットの下には何を着るか?

前回はジャケットの下にノータイでシャツを合わせる着こなしを書いた。 


今回はシャツ以外のアイテムでは何があるのか紹介していこう。


しゃかのVゾーンを埋めるのはニットが合う。この季節のマストアイテムであるニットを合わせる。


首周りの形はクルーネック、タートルネック、ハイネックがいい。


Vネックも合わせられないことはないが、ちょっとおしゃれ初心者には難しいのでここでは取り上げない。


ニットの種類は首周りだけでなく、素材、編み方でもいろいろな顔を見せてくれる。


素材の代表格はウール。このウールに化繊やシルク、カシミアをブレンドしたものもある。


化繊の混紡は価格が低くなるメリットがある。逆にウール100%やカシミア、シルクなとを使っているほど価格が上がってくる。


また化繊だけのものや化繊の混紡はできれば避ける。手触りや作りは安っぽさが出てしまうからである。


大人はあまり安い素材を選ばずに、カシミア100%やシルク混紡などの高級素材を合わせてみよう。素材の抜け感が出てくる。


次に編み方。ニットにはハイゲージからローゲージと言われる編みの方法がある。ハイゲージは細い毛糸で編んだもの。逆にローゲージは太い毛糸で編む。

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仕上がりはハイゲージが薄く軽やかな感じになり、ローゲージは重厚感のあるリッチな雰囲気で防寒になる。

ではジャケットの下にはどちらが合うのか?


ハイゲージならば今から即対応できる。ニットの上にジャケットを羽織るだけだからだ。でも、本格的な冬場はジャケットの上にもう一枚コートやダウンが必要だ。


一方、ローゲージのニットはこの時期ならば上に羽織らずに一枚で事足りる。冬場はジャケットとの併用よりもコートの方が合う。 

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ミドルゲージのニット
 

因みにハイゲージ、ローゲージの中間にはミドルゲージがある。


ジャケット(コート)+ニットは極めてベーシックなコーディネートである。必ず着こなせるようにしたいものだ。

50代60代がネクタイを外すとどうなるか?

昨日はネクタイの基本的な選び方を書いた。


今回はネクタイをしない、外したらどんな風に着こなせばいいのかを提案したい。


クールビズが叫ばれて以降、スーツの需要が減ったと言われている。


ファッションのトレンドもカジュアル化の波に乗り、スポーツ系、ストリート系のファッションを取り入れたものが多く出されるようになった。


クールビズは大体9月10月くらいまでだろう。しかし、今もネクタイをしていない人が結構いる。


スーツにノータイ。ジャケット+パンツにノータイ。


シャツの首元が開いたままの状態でジャケットを着ている人を多く見受ける。


ネクタイがない状態というのは首元になんだか寂しさを感じるのか、皆エグいシャツを着ている(エグいシャツについては前にも書いたのでここでは割愛する)。

シャツは襟の形で決まる。最もスタンダード一な形はレギュラーカラーと呼ばれるものである。


われわれ世代が見ても、ちょっと古めかしさが感じられる。おしゃれ上級者がするものと思ってもらおう。


セミワイドカラー。ネクタイを締めるにはこの形が一番だ。でも、ノータイの場合は話が違う。ノータイでするならば、おしゃれ初心者を卒業してからでいい。

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選択肢が狭まってきた。ならばノータイではどの襟元のシャツがいいのか? 

ホリゾンタルカラーを選ぶ。襟の開きが180度開いたもので、開襟にすると様になる。逆におしゃれ初心者は、ネクタイを締めてカッコよく見せるのは難しいので避けた方がいい。


他にノータイで様になるがボタンダウンである。もともとノータイをイメージして作られたシャツなので開襟しても決まる。


余談だが、ボタンダウンにネクタイを合わせたイタリア、イギリス、そしてアメリカントラディショナルの要素を取り入れた着こなしは、アジア人がはじめたスタイルで、今世界のメンズファッションをリーダーするほどになっている。

まとめノータイにはボタンダウン、ホリゾンタルカラーのシャツが必須。ノータイだけけれど、きれいに見える着こなしが可能だ。

追記ノータイのシャツ以外をジャケットやアウターに合わせる着こなしは次回に詳しく書く。ご期待を。

50代60代はこのネクタイ以外するな!

百貨店でも紳士服専門店でもいろんな柄のネクタイが並んでいる。


しかし、この中の8割は使えないと思っていい。使えないというのはネクタイが変だからだけではなく、おしゃれ初心者、50代60代には向かないということも含んでいる。


シャツ同様、ネクタイも日本独自の広がりを見せている。


良くあるのはキャラクターをプリントしたもの。いいオヤジは絶対にしてはいけないものだ。


今日も50過ぎのオヤジがゾウが散りばめられたネクタイをしていた。ジョークなら許せるが、本人が至って真面目なほどヤバい。


あと気をつけたいネクタイはエルメスのもの。
ネクタイだけで見ているときれいで美しいと感じるが、これスーツと合わせるとなると難しいのだ。おしゃれ上級者向き。


これをダボダボのスーツに何気なく合わせてしまっている人たちは多い。


失敗コーディネートの出来上がりだ。


ネクタイにもスーツに合わせやすいものとそうではないものがある。


エルメスのネクタイはその特徴的な柄が締める人を選んでしまう。


プレゼントに受け取ったことのある人も、もっとおしゃれ上手になってからにして、今はやめておいた方がいい。


さて、ネクタイの基本的ものは何か?

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レジメンタルタイ


小紋タイ


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ソリッドタイ


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ペイズリータイ


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ニットタイ


中でも上3つは定番と思っていい。
まずはこれらを揃えること。


色はネイビー系、茶系は必須。
あとはスーツなりジャケットに合う色を選ぶ。


ここで間違っても女性に選んで貰ってはいけない。なぜなら女性はネクタイそのものが良ければと思って、ジャケットなどとのコーディネートを考えないからである。


しかもそれ以上にネクタイの知識がないから危険である。


折角の親切が仇になる。 


わからなければ、ショップスタッフに聞くや。その時、合わせるスーツ、ジャケットは着て行くのが常識だ。


なぜなら、何に合わせるかでネクタイの選び方が違ってくるからである。