われわれの年齢になると、少しずつでも手持ちのモノを減らしていったほうがいい。
箪笥にしまいっぱなしの服なんてほとんど、いや絶対着ないに決まっている。
3年も5年も箪笥の肥やしにしている服は処分する。1年前のモノでもでもいい。
たぶん、残ったモノの方が少ないかもしれない。でも、それでいいのである。
処分が済んだここからが始まりだ。
買うモノを選ぶにしても、またすぐにいらなくなるであろうモノを買ってしまわないように、買わずにいいものの代表格を挙げてみた。
ファストファッションの服
つい広告の安売りを見て買ってしまった。ショップで安さに釣られて買ってしまった。
買ったモノのうちどれだけ使っているのだろう。買ったはいいが着ていない。家に帰って着てみたが合わなかった。
安い服は失敗してもいいやという安易な気持ちがある。
だから、ちょっとでもいいから高額のでも良質なモノを選んだほうが長く持っていられる。
ビニール傘
こんな便利なものを、と思ったらマズい。この安さはなくなってもいいかという安易さにつながる。でも、なぜか増えていく。安いから次々と買ってしまうのだ。
こんな無駄なことはない。この際、一本高額の傘に買って大切に持つことを覚える。高いと失くすことに気をつけたり、扱いが丁寧になる。
コレクターなら話は別だが、モノは集めるだけではダメ。使ってナンボ。使わなければ、そのうち飽きていらなくなるのがオチだ。
バブルを経験したわれわれの世代は、どちらかと言えば所有欲の強い世代だと思う。
だからこそこの年齢になったらモノを大切に使い、感謝するくらいになりたい。
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