50代が着ても恥ずかしくない服の選び方・買い方
リアルショップとネットショップ、どちらで買い物をすればいいのでしょうか?
結論からはっきり言います。50代大人がきちんとした装いを目指すならば、リアルショップでの購入をお勧めします。
リアルショップ、ネットショップどちらにもメリット、デメリットがあります。しかし、ある程度、質の良い物を選ぶ、価格の張る物を購入する。こう考えると自ずと答えは出ます。実物を目の前にした方が失敗する確率は少なくなります。賢く買い物をするには少しの手間を惜しまないことです。
また、服の存在感は、見て触って着てみなくては分かりません。それがわれわれ50代大人の服の買い方です。ちなみにリアルショップでお試ししてから、ネットショップで安く買うという方法もあります。
目次
リアルショップ、ネットショップのメリット・デメリット
・リアルショップのメリット
①実物を見ることができる。
②実物を触って生地の質感や風合いを確かめられる。
③体型に合うかどうか試着できる。
④買わなくても上記①〜④までのことが可能である。
⑤良い物に触れることによって、ファッションセンスが上がる。審美眼が身に付く。
中でも⑤はとても大切なことです。
私たちはいいと言われるモノに触れることによって、知らず知らずのうちに審美眼が磨かれ、ファッションセンスが育まれていくのです。
・リアルショップのデメリット
①足を運ばなくてはならない。
②店員が苦手な人にとってはコミュニケーションをとるのが面倒である。
③勧められて押されると買わなくてはいけない雰囲気になる。
④ショップの敷居が高く感じる。
・ネットショップのメリット
①ボタンをポチッと押すだけで買い物が完了する。
②店員の煩わしさがない。
③自分の好きな時に商品を見ることができる。
④買わない場合でもわざわざ恐縮することがない。
⑤ながらで買う物を選べる。
⑥リアルショップより安価な場合もある。
・ネットショップのデメリット
①実物の商品を見ることができない。
②商品の質感や風合いがわからない。
③サイズ感が分かりづらい。
④お店から受け取れる雰囲気やセンスが感じられない。
⑤店員との良いコミュニケーションができない。
大人世代のファッションアイテムはこんなふうに買う!
・リアルショップでの買い方のコツ
①なかなか難しいかもしれないけれど、店員に対して臆さないこと(横柄にならず、また卑屈にならない態度でいきましょう。逆に馬鹿にするような態度をする店員のいる店は最悪だと思っていいです)。
②商品には注意を払って丁寧に扱うこと(これは客側のマナーです。鉄則です!結構多くの人が商品をぞんざいに扱っているシーンを見ます。まだ購入していない商品はお店のものです。勘違いしないようにしましょう)。
③知ったかぶをしないで、分からないことは店員に聞いて確かめこと(ファッションに疎ければ、前もって「よくわからない」旨伝えることが大切です。普段からの当たり前コミュニケーションを取ればいいのです)。
④見ただけで帰るのならば、「ありがとうございます」とちょっとお礼を言いましょう。
・ネットショップでの買い方のコツ
①ポチッとボタンをタップする前に、今一度商品を確認します。
②可能ならば、選んだ商品の詳細など可能な限り把握できているか。
③サイズは重要です。失敗しないように商品の特性やブランドの特徴を知っておくことが肝心です。
④サイズが分からないとネット通販では買うことが困難です。しかしここで引き下がらずに、リアル店舗に同じものがあるとすれば話は違ってきます。リアル店舗でサイズだけを確認して、ネットで購入するという技もあります。
⑤ネット通販は国内だけではありません。海外の通販サイトも調べる価値があります。
・店員とのコミュニケーションのコツ
①店員が近づいてきて煩わしいと思ったら、「ゆっくり見たいので」の一言を必ず言う。
②店員はファッション情報の宝庫です。緊張したり怖がらず、味方につけるくらいの気持ちで望みましょう。
アイテム別、ここが買う時に注意すべきポイント!
・スーツ(ジャケット)
①購入前には上着は必ず試着するが原則。
②まず最初に揃えるのはネイビーのスーツ(orジャケット)。
・トップス
①アイテムによってサイズを選び・分ける。
ジャストフィットまたはリラックスフィット。
②ビジネスシーン、プライベートシーンで着る物を分けて購入する。
・パンツ
①テーパードシルエット。
②裾丈が決め手。
③パンツの裾をシングルにするかダブルにするかを決める。
・靴(革靴、スニーカー)
靴を買う時は鉄則は履くこと。私の場合、革靴は最低でも15分以上は履き心地を試します。
革靴
①サイズはジャストフィット(多くの人が大きめの靴を選びがちです。踵を靴に入れる時に「シュポッ」と音が出るのが一つの目安です)の靴を選ぶ。
②甲の返りを履きながら確認します(まだ購入してないので、靴が痛まない程度に返りをチェックします)。
③甲の張りを確認しつつ、爪先の当たりがないか、つま先は少し余裕がある方がいい。
④最後に踵浮きや靴擦れしないか、指先の痛みがないかを確かめる。
スニーカー
①革靴とは足のフィット感が若干違い、ジャストサイズ+αでも選べます。
②靴紐でしっかり足が固定できるかチェック。
③革靴と同様に踵浮きや指先の痛みがないか確かめる。
・傘
①傘は実用性を重んじるか、お洒落で持つかで選び方が分かれます。
②傘の作りは、お国柄で違うので、注意しましょう。
日本製はある程度強い雨にも耐えられる特性があります。
海外製の特徴は、巻きあげた時にステッキのように細く綺麗なものだったり、逆に巻き上がりは太いのですが、見た目が美しいモノもあります。
・ベルト
①ベルト最低でも黒、茶のベルトは一本ずつ欲しい。
②表皮とスエードを一本ずつ持つ。
③べルトは靴の色と皮革素材を合わせるようにする。
・ネクタイ
①素材はシルク100%のモノを選ぶ(シルク以外にウールやコットンもありますが、化繊はNGです)。
②ネクタイの質は価格に反映しやすいアイテムであることを知っておく。
③まずはベーシックな無地のネクタイ、レジメンタルタイ、ドットタイ、小紋タイの三種類を購入する。
④ネクタイは季節によって選び分ける。購入する時期を考える。
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