見逃しがちなパンツの選び方5つのルールとは?

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大人のパンツは「テーパードライン」で。


前回のブログではシャツの5つのポイントを紹介した。シャツの次はボトムス(パンツ)選びである。結構見落としてしまうこのアイテム。パンツに凝っている人はいるだろうか?


例えばジーンズ。ジーンズ通な人はたくさんいる。しかし、ジーンズ以外のパンツにも詳しい人はあまり見かけない。


ジーンズの他にウールパンツ、コットンパンツの計3種類を使いこなせれば、パンツの着こなしは完璧になる。


いろんな形がある中で、私が推奨しているのが「テーパードライン」のパンツだ。「テーパード」と言っても聞き慣れない人もいるだろう。
シルエットは腰周り、太ももあたりはさほど細くなく、膝下から足首にかけて細くなっいるものをいう。


俗に「美脚パンツ」とも言われている。一見スキニーと間違いやすいが、腰回りはわりとゆったりしていて、ウエストの大きなわれわれでも頼れる形だ。


パンツを購入する時、「テーパードタイプ」と言えば販売員はわかってくれる(わからない販売員のいる店では購入しないことが前提である)。


多様化するジーンズ。どれを選ぶか。

50代になってもジーンズを履いている人もいる。少し前なら歳をとるとジーンズを履かなくなっていた。今は当たり前に履いている(ユニクロの影響が大きいか)。


しかし、それでもジーンズアレルギーのある人もいるだろう。そんな人もこの機会だからこそチャレンジして欲しい。


ジーンズはただ履ければいいというものではない。ブランド、メーカーによって用いるデニム生地、形は様々である。


選ぶものさえ間違わなければジーンズの着こなしは超簡単だ。われわれは若くはないので、ダボダボのシルエットやスキニー(超ピタピタ)、または極端なダメージのあるものは似合わない。これを履くのは30代までだ。


50代が履くパンツは清潔感や上品さがあった方がいい。ジーンズでもテーパードラインのものを選ぶべきだ。

リジットデニムは上品さが漂う。


クールビズの主役はウールパン

ウールパンツは役に立つ。スーツのボトムスと同じような作りをしている。言い方を変えるとスーツから独立したパンツとも言えるだろう。


だからシャツにウールパンツだけでもオンタイムの装いは成り得る。オンタイムでのクールビズでは、上着を脱いでシャツ+パンツの場合、ウールパンツが相応しい。


ウールパンツの基本的な色味はグレーで決まりだ。グレーの濃淡で使い分けると何パターンも活かせる。グレーのウールパンツはビジネスシーンでは最強である。


最近ではピップ周りをゆったりさせたタック入りパンツや腰回りにアジャスターが付いたものまでありバリエーションが増えている。

チャコールグレーのウールパンツ。オンタイムには欠かせないアイテムだ。


軽快さを出すならばコットンパンツ

カジュアルコーディネートの中で欠かすことのできないのがコットンパンツ。


ウールパンツと違い、白、ベージュ、カーキ、茶などの色味があり、使い分けることができる。


ウールパンツとジーンズの中間に位置するカジュアルさが特徴である。


カジュアルと言っても、センタープリーツ(クリース)の入ったパンツならドレッシー装いに仕上げることができる。

こんな色のパンツを合わせられたらおしゃれ度アップ。

夏の王者、白パンツを手に入れよう!

白パンツ。50代が履くには抵抗感がある人もいると思う。未だかつて白いパンツを履いたことのない人は恥ずかしかったり、こそばゆく感じてしまうだろう。

でもここは勇気を持ってトライして欲しい。
この白パンツのコーディネートをマスターすれば、夏パンツの基本コーディネートの半分は抑えたことになる。今からでも遅くない。

早速手に入れて白パンツを履きこなしてみよう。

きれいめの白パンツは夏の定番。


まとめ

パンツの形はテーパードラインが最適。


ジーンズ、ウールパンツ、コットンパンツの3種類を履き分ける。


白パンツは夏の定番と言っていい。


クールビズはウールパンツで決める。


コットンパンツはクリース入りを選ぶ。


追記

ボトムスについてはしょりながら説明してみた。細かいこと(パンツの裾丈の長さ、裾上げの仕方など)をいうとまだまだ書き足りない部分もある。


しかし、基本的なパンツの選び方は書いたつもりだ。あとは皆さんがお店に行って、試着してみることである。


テーパードのパンツを履いた時に違和感を感じるかもしれない。当然のことだ。今まで履いたことのないシルエットのパンツなのだから。


この変な感じを通り越すと、鏡に映った自分の脚が長くてきれいに見えてくるから不思議だ。こういった感覚を大切にして欲しい。


もうこの時点であなたは一歩おしゃれの階段を上がっている。粋なオヤジを目指すにはこうして一歩一歩の積み重ねが大切なのだ。


嫌がらずに基本を身につけていこう!

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