ファッションアイテムの賢い買い方のコツ

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ブランドごとアイテムごとのサイズ違いを確かめること

 
ファッションアイテム、特に服と靴はブランドごとにサイズが異なります。ましてやMADE IN ITALYになると尚更。同じブランド内、同じサイズ表記のものでも大きさが違うことは稀ではないからです。
表記されたサイズを鵜呑みにして、試着もせずに購入してしまうと失敗しますよ。
無駄な買い物をしないためにも、試着は必要不可欠です。
ネット通販は「ポチッ」と押して楽かもしれませんが、「試着できない」というトラップがあることを頭の片隅に入れておいてください。
高くはない買い物をするのですから、慎重になるのは悪いことではありません。

高額商品を買うときは一晩待ってからでも遅くない

「限定品」「マストバイ」「定番」という言葉をよく耳にします。
これらは購買欲をくすぐる惹句のようなものです。
私は特に「限定品」という言葉に弱い。
なんか持っていると、他人との差別化ができたようで気分が上がります。
他人が持っていないものを持っていることが、優越感を与えてくれるようです。
こんな感情的なことが「賢い買い物」を邪魔している最も大きな原因です。
買った物を他人と比べること自体が品のないことですし、持ち物の優位性を争うこともあまりいいこととは言えません。
また高額な商品を買うことで、店員に煽てられ褒められると、こういった感情が生まれてきます。
高額商品を買うときは、周りを気にせず慎重に。
できれば、一晩寝かせるくらいの気持ちの余裕が欲しいものです。

アイテム2着をまとめて1着買いにしてみると…

2つのアイテムを購入することを考えているのならば、ちょっとグレードを上げて一つに絞ってみるのはどうでしょうか?
限られた予算のなかで、値が張るものを購入するには大きな決断がいるものです。
2つを我慢して1つにする。
また逆に一つの高価なものを敢えて2つに分けて購入してみます。
前回書きましたネクタイのブリューワーがいい例です。
同じ品質・価値ものならば安い方がいい。
ちょっとしたものをこまごま買うのは、果たしていい買い物と言えるのでしょうか。
ファッションにのめり込むとお金がどんどんなくなっていくことを覚えていてほしい。
余裕資金がある人なら別ですが、われわれは数を少なくして、総量で買うものを減らすことを考える年齢に達しました。
ファストファッションでたくさんの服を買うよりも、厳選されたアイテムを買う。
後者の方が賢い買い方であると思うのです。
例えば、体型に合わせたスーツをオーダーするとします。
既製品に比べて間違く高価なのですが、既製品2着買えるところを我慢して、オーダースーツ1着にします。
15万円のスーツを2着を30万円でオーダーしてみる。
スーツのグレードが上がるし、気分も上がるのではないでしょうか。

革靴の試着では15分は履いた状態をキープすること

革靴は試着が大切なアイテムです。サイズを間違えると身体に影響を与えてしまうので注意してください。
経験上、靴が合わないでいると足の甲、足指、踵などの部位だけでなく、頭痛や腰痛もします。
試着は座ったままの状態から、立って歩きます。その時、必ず歩いていいかを店員に尋ねて許可を取ってください。それでも難しいということでしたら、そこでの購入を見送りましょう。
また、革靴のサイズを確かめる手段として、履いたときに「シュッポッ」という音が聞こえたらOKです。
せっかく欲しいものでも、身体に合うかどうかわからないものを購入するのだけは避けたい。
きっとその靴の運命は短くなってしまうでしょうから。

安価ものはたくさんが買えるからといって安心してはいけない

安価でも良いモノはあることは書きましたが、気を許すと多くのモノに囲まれてしまいます。
コレクターではないので、多くはいらない。
モノを揃えらるからと言って、安易に購入することはないのです。
安価なモノほど「必要な物」と「欲しい物」を区別して買うことを肝に銘じましょう。
「必要な物」を考えてみると、そんなに多くないことに気づきます。多くの欲しい物だらけで、必要な物はほぼ揃えているのではないでしょうか。

買い物に大切なのは買う側の姿勢にもよる

最後に買う側の心理に触れたいと思います。
買う側には「お客様」という一段高いところから見る傾向があります。
お金を払っているから、当たり前という心理です。
しかし、これは間違です。
買い物は、買う側と売る側が対等であるべきです。
買う側に失礼があると、売り手の気持ち良くないでしょう。
また、逆も言えます。店の対応が悪かったなど気分を害することもあります。
それぞれの心理が交錯しますが、気持ち良い買い物は、できればこちらから失礼のないように心がけるのも一つの手です。
商品に触れる時には、断りを入れる。試着したらお礼を言う。
当たり前のことでも行動を起こすことが大切です。
買う側も売る側も気持ち良い応対をしたいものです。

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