ファッションはあなたが何者であるかを語ることができる
50代からのファッションを考えた場合、オフタイムでは自分本位な着こなしもさることながら、オンタイムでは自分のポジションを自覚すべきだ。
皆、様々なポジションに就いている。経営者、士業、医師、幹部社員、個人事業主。あなたのことを相手に伝えるためにはイメージを明確にしておいた方がいい。
あなたの持ちたいイメージをファッションを通して具現化する。例えば、若い女性にモテたい。もっと事業を拡大したい。そんなことでも構わない。
ファッションを用いて自己イメージを浸透させた例として、ユーグレナの出雲充社長がいる。常に緑色のネクタイで、ユーグレナのイメージをそのままを体現し、アピールした。
50代のファッションにジャケットは必要不可欠だ
私の場合、オーセンティックなスタイルの中にも爽やかを加えたい。だから好んで使う色は青、ブルー系だ。ネイビーではなく青色である。
言っておくがパーソナルカラー診断で決めたわけではない。長い間のファッション経験を通じての積み重ねから生まれたものだ。
スタイルは「スマートカジュアル」と言われるカテゴリーに属する装い。これも色と同じで結果としてこうなった。
余談だが、スマートカジュアルとはドレスコートの一つで、簡単に言うとジャケット+パンツのジャケパンスタイルのことである。
50代ならばジャケットは必要不可欠なアイテム。ブルゾン、コート、カーディガンなどの羽織物はカジュアルな場面には向いているが、ちょっとした宴席やパーティには向かない。ジャケットは何着か揃えておきたい。
経営者はこう。士業の人はスーツ。あなたのいるポジションから一般的にイメージされるファッションが絶対とは限らない。
あえて言えば、士業の人がジャケパンスタイルでもいいのである。でも、一回きりではダメだ。継続することであなたのイメージが相手に明確に伝わる。ここが大事である。先程の出雲社長がそうであるように。
ファッションイメージがてきたらブレずに継続すること
間違っても、おしゃれをするのだからと言って、あれもこれもと手を出してしまうのは厳禁。
世の中にはたくさんの物が溢れかえっている。さあファッショナブルになろうと、ブランド物に走る人もいるだろう。
ブランド物は分かりやすい。持っていることでステイタスを感じることができる。というのは遥かに昔のことだが。
本人的にはブランド物を持つことで他人に対して何かをアピールしたいと考えているらしい。だが、今は高校生でもブランド物を持つ時代。ブランド物を持っていても必ずしもステイタスの表現にはならない。言うなら自己満足でしかない。
自己満足に陥っていては先に進めない。問題は考え方が逆なのだ。物ありきではなく、自分が抱いているイメージをどうファッションで表現するかだ。
ファッションイメージができたら、ブレることなく継続である。続けることによって、あなたが何者であるかを明確に相手の脳裏に焼き付けられるのだ。
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