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おしゃれになることと“成功する”ことはイコールではない!
おしゃれな人になってビジネスで成功する(お金持ちになる)。
おしゃれな人になってモテる。
ということを言ってきましたが、これは当たっていることでもありますが、半分以上は誤りです。
おしゃれでなくてもビジネスで成功できるし、モテる人はモテます。
間違いないでほしいのは、おしゃれになったからと言って、必ずしも成功したり、モテてたりはしないということ。おしゃれに対する過剰な期待はしないほうがいい。
おしゃれになることと、成功することやモテることはイコールではありません。
おしゃれになることは、成功することモテることの必要十分条件ではないのです。
おしゃれな人ほどお金がない⁉︎
これもある意味当たっている事実です。
簡単なことで、その理由はおしゃれをするにはお金がかかるからです。
服を買ったり、おしゃれな靴を買ったり、高級な時計を買えば、お金はなくなります。
よく洋服屋の店員さんで、若いのに高価な服や時計をしている人がいます。
(洋服屋さんなので、おしゃれでいなくてはならないという理由で、仕方のないことかもしれませんが)
若いのに何でこんな高価なものが買えるのっ?という羨ましさと同時に疑問が湧きます。
本当に洋服好きなので、ほとんどの財をファッションに当てているのだなと想像してしまします。懐は寂しいことでしょう。
こんなおしゃれさんたちは、世間で言われている「成功=お金持ち」という図式には当て嵌まらないことは明白です。
ファッション好き、洋服好きでいわゆる成功しているのは、ほんの一握りの人だけ。
そんな人は、SNSで自慢の持ち物をアップしたり、ファッション誌で取り上げられています。
一流の服を着てもおしゃれでない人
そして、逆のパターンもあります。
一流の服を着ていても、お金があっても、決しておしゃれにならないパターンです。
こんなエピソードを紹介します。
ある百貨店での出来事。
ハイブランドのショップで、自称:お金持ち_この百貨店で年に2000万円から3000万円を使っていると豪語していました(結構エゲツない方のようで)。
その姿がとてつもなくダサかったのです。
お金があっても、超一流の服を着ていても、決しておしゃれになれないのだなと実感しました。そして哀くなりました。
超一流のハイブランドの服も、テーラーで作った高価な服も、それを着ていればおしゃれになるというのは幻想です。
買わせるような惹句に引っかからないために
巷で言われる「これを買うと絶対に〇〇になる!」「〇〇はマストバイ!」
はかなりことを歪曲しています。
その理由は万人に似合う服はないし、その服を着ればおしゃれになるとは限らないからです。
多くの人がおしゃれに見える服、格好良く見える服というのはほとんどありません。
強いて言えばクラシックな服です。
しかも、これには条件があってサイズが合っていることです。
今までに何度も書いてきましたが、いくら高価な服を着てもサイズが合っていなければ、おしゃれに見えることは絶対にありません。
だから、おしゃれな人はオーダーして、体にフィットする服、サイズが合っている服を着ることが多いのです。
(ここではオーダーに関して詳しくは書きません。)
おしゃれなモノに想い入れをすることは間違いではない
モノや服に愛情を注ぐことは間違いではありません。
モノにだって、愛でる心がなくては、モノを作った未知の人に対して感謝し、リスペクトすることはできない。
使ってこそモノが生きることだと思うのです。
にわかモノではここまでの感情を抱くことはないかもしれません。
しかし、せっかく巡り合ったモノをただの”商品”として片付けるのではなく、好きになることがあって構わないのです。
コレクターから遠く離れるということ
服や靴などのモノを使って表現したり、着こなすことがファッション。
モノを使わないで、ただその場に止まっているだけではコレクターです。
われわれはコレクターではないので、ファッションを道具として使っています。
普段着からお出掛け着としてのファッションなど幾千ものレパートリーが存在して、この使い方に人それぞれの個性が現れるのです。
おしゃれになるには地道にファッションに向き合うこと
そんなこんなで、おしゃれになることを巡るあれこれを書いてみました。
それでも、こんな真実があっても尚且つ、おしゃれをしてみたいという奇特な人はこのブログを見てくたさい。
おしゃれの基本やファッションとの付き合い方について、丁寧に解説しています。
本当のことを言えば、ファッションに多くを求め過ぎないことが肝心なのです。
おしゃれをしていきたい理由は、各々いろんな想いがあるでしょう。
ファッションを向上させて、「〇〇になる!」的なことをあまり大袈裟に考えないで、地道にファッションと向き合うのが一番いいと思います。
またファッションに限らず、◯◯をしたからといって、必ずしも理想的な形になるとは断定できないことを知りましょう。
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