50代、人生を楽しむファッションがあってもいいじゃないか

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50代ファッションは我儘でいい。ちょっと派手だがこんなコーディネートもありだ。

センスは後から付いて来る。

ファッションというと、「センスがいい」かどうかということが言われる。
あの人センスいいね。その逆はあの人ダサいね。
センスについて多くを語るつもりはないが、生まれ持ったセンスがいい人はいると思う。
しかし、その他大勢の人はそんなことはない。
センスあるないの分岐点はどこか? 興味の対象となっていることや、学ぶことでセンスは磨かれていくと私は思っている。

80年代〜90年代ファッションの変遷

学生時代にポパイという画期的雑誌が誕生した。他の男性ファッション誌と違っていたのは、モノに纏わる背景や蘊蓄を語っていたことである。
アメリカナイズされたモノをどうやってセンス良く着こなすか。男子学生がファッションを身近に感じた時代でもある。50代の我々はこんな時を過ごし、その後に来るバブルも経験している。


ファッションの変遷で言えば、アメカジからDCブランドへ。その間にはサーファースタイルもプームになった。いわゆる陸サーファーのファッションである。
この時代に多くのセレクトショップが誕生している。渋谷、原宿を中心にビームス、シップス。今はなきボートハウスやクルーズなど。
少し上の世代はアイビールック。ブランドはVANと決めていた。われわれはもう少しカジュアルなプレッピー世代である。
明らかにわたしたちは輝いていたと思う。部活とかの活動以外にも興味をそそられるものができたのだから。

ファッションが過去のものとなってしまって

こんな学生時代を過ごした若者はその後どうなって行ったのか。多くの学生が企業に入った。バブルの時代たがら就職はしやすかった。学生の囲い込みがあったりもした。
就職したての新入社員にタクシーチケットを渡すということが話題になった。
ファッションに憧れていた当時の私たちはどこに行ったのだろうか?
学生時代から数えて30年。ファッションに夢中になったあの一瞬を今も覚えているだろうか?
多くの人が30年という時間を経て、あの時のファッションを忘れてしまっているかもしれない。
またはファッション触れないでいた人もいるだろう。
それは50代の男たちの外見を見ればわかることだ。人生においてファッションは風化してしまったようである。
若かりしあの頃、ファッションに夢中になっていた時にはファッションセンスもほどほどにあったのだが、今はどうであろう。

現在50代、あなたのファッションはどうなのか?

あるものを着ている。学生時代から変わらぬファッションのままである。着るものなんてなんでも構わないという人がいる。
50代にはファッションをビジネスの武器するには力が入り過ぎているかもしれない。
ファッションをもっと自分本位に楽しんだほうがいい。少しだけエゴを出してもいいと思う。
今のファッション、着ているものがイマイチだと感じた瞬間からあなたはもうセンスの萌芽が出はじめているのだ。それなら肩肘張らずにファッションを楽しんだらいい。
50代がまだまだと思うか、もういいやと思うがで、後の人生はどんなことが待ち構えているか。
私は出来れば前者でありたい。この先どんなことが待っていようと、格好つけて言うなら、ファッションを通して前進していきたいと思っている。あなたはどう思う? 人生を楽しむファッションがあってもいいじゃないか。

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