男性ファッションについて、女性は軽い気持ちで「おしゃれね」と言う。
タイトルに誤った表記があると思った人がいるのでは?
「同性」ではなく「女性」からおしゃれと褒められることの間違いではないかと。
普通、女性に「おしゃれだ」と褒められることが男性にとって嬉しいはず。
でも違うのだ。女性は度々嘘をつく。嘘ということ語弊があるかもしれないが、お上手を言う。本音を隠す。
本音で言ってないのだから、その気になってはいけない。女性の言葉には注意が必要である。下手に煽てられて勘違いすることのないように。
よくある話に、洋服売り場の女性スタッフから「お似合いですね」と言われて、わからないまま洋服を買ってしまったというな経験のある人もいるだろう。
少なからず販売スタッフは、嘘でもお上手でも言って売れれば勝ちなのである。
またにそうではない信頼できる販売員もいるにはいるけど…。
女性はあなたのファッションが「変」とは言わない
おしゃれな女性、おしゃれがわかる女性は相手に向かって「おしゃれ」だとは言わない。暗黙の了解でお互いにわかるからだ。
逆に誰もあなたのファッションが「変です」とも言ってくれない。ほとんどの女性はこんな酷いことを口に出して言わない。言ったら自分がどんなふうに思われるか知っている。
優しい人でありたいから、つい「おしゃれですね」と褒めてしまう。
こんな不毛なやり取りから解放されるには本当におしゃれになるしかないのである。
おしゃれ度は同性からの褒め言葉で決まる
では、なぜ同性(男性)からの褒め言葉が出ることを目指すのか。
男性はお上手を言い難い。根が正直なので、ついおしゃれな人を見ると、「おしゃれですね」と口に出てしまう。それほど正直なのだ。
だから、正直な人の言うことは信じた方がいい。
自分の方から「俺のファッションどうかな?」と質問してみればいい。きっと的確な答えが返ってくるだろう。
「ダサあね」と。
ということで、われわれが目指すゴールは、正直な同性(男性)からおしゃれと褒められることである。
50代ファッション改造計画は慌てず焦らず
30代40代のファッションは、洋服をビジネスのツールとして戦略的に使う必要性があった。端正に外見を整えて相手に好印象を与えることだった。
しかし、50代のファッションは違う。軸足を少しプライベートファッションの側にシフトしていこう。
バリバリ仕事をしてきた実感のある人も、まだまだこれからだという人もプライベートを充実させるためにもファッションに気を使って欲しい。
どこで買ったか記憶のない服や何年も着ていない服を処分して、新たにワードローブを作る。
ケチって手持ちの服との着まわしなどを考えてはいけない。いくら頑張ってもおしゃれな着こなしにはならないので、無駄な努力はしないことだ。
手持ちのスーツは何着かあるけれど。
もし気にいるスーツがなければ、一着だけ新調してみるといい。最後に購入するスーツだと思って多少値が張ってもいいじゃないか。
間違えないスーツの選び方をすればいい。スーツを選ぶには前にも話したように、サイズ感が重要だ。
そしてドレスシャツを着て試着に臨むこと。ぴったりのサイズ感のスーツが選びやすくなる。
一方オーダースーツならば、信頼できる仕立て屋を探すことだ。リーズナブルだからと言ってすぐに飛びつかないように注意して、じっくり行こう。
※オーダースーツについては後日詳しく書きたいので、ここではこのくらいにする。
50代のファッションはプライベートなおしゃれがメインになる
普段着って何を着てるだろう。例えば、家着、近所着、町着、おしゃれ着の段階別に考えるとどうだろうか?
えっ、近所着って何? 町着とおしゃれ着は違うの?疑問があるだろうが、これは私の個人的なプライベートファッションの分類である。
家着…家の中だけでいるもの。スエットやパーカー、パジャマ。
近所着…コンビニ、スーパーストアなどに行く時に着る服。
町着…近くのショッピングモールに行く時に着る服。
おしゃれ着…都会(例えば六本木、青山、銀座など)
のようなイメージで分けている。
この中で他人の目に触れるのは、近所着〜おしゃれ着である。家着はほとんどない。
プライベートなファッションを充実させるにはこの3つ、この際、近所着は外してもいいだろう。町着とおしゃれ着、この2つのファッションをブラッシュアップすればいい。
先ほど触れたけれど、今持っているワードローブをある程度処分しなければ先には進まない。
一歩を踏み出せば、成果は後からついてくる
今更(50代にもなって)、ファッションを整える意味なんてないんじやない? と思う人もいるだろう。
何歳になってもファッションを、おしゃれを楽しむことはできる。ファッションが決まれば外に出たくなる。おしゃれになれば注目を浴びる。自信がつく。人と会いたくなる。だから老けにくい。
アンチエイジングは何も美容だけに限ったことではない。ファッションにだってできるのだ。
まとめ
女性の「おしゃれですね」には気をつけよう
同性から「おしゃれだなぁ」と言われることがゴールである。
50代のファッション改造計画はワードローブの整理から。
お気に入りのスーツがなければオーダーしてお仕立てする。
50代のおしゃれはプライベートファッションがメインになる。
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