なぜおしゃれになりたいのか。なぜファッションを良くしたいのか。
自分を変えたいことには目的があるはず。下世話なことでもいいので、はっきりしておいた方がいいと思う。
なぜなら目的によって着ものが違ってくるし、着こなし方も間違ってくるからである。
おしゃれな父親になって、子供の晴れの日に備えてたい。
格好良くなって、部下の女性に慕われる上司でありたい。
素敵な社長という立場から社員に尊敬されたい。
これらに共通するのは、他人からどう思われているかという、他人目線だ。
まずはおしゃれな父親像とはどんなものなのかを自分なりに考えてみる。
考えてもはっきりしたイメージが掴めないかもしれない。仮にイメージが掴めていれば迷ったりはしないはずだ。
私が考えるおしゃれな父親というのは、シンプルはアイテムをきちんと着こなしている人。ジャケットにパンツを組み合わせたジャケパンスタイルがいい。いまどき、どこに行くにもスーツの上着を着ているのはNGだ。
女性に慕われるには、清潔感は欠かせない。女性は減点法で値踏みしてくる。結構シビアだと思う。ベーシックなネイビーのスーツをさりげなく着こなす印象だ。ネクタイも色味を抑えたものにしたい。
社長という立場ならば、威厳のあっても親しみやすい印象を与えたい。グレーのスーツをビシッと着こなせたらいい。ネクタイは親しみやすい明るめの色で。
シチュエーションによって着こなし方も変わる。目的に沿わない着こなしをしても「ただのおしゃれな人」と思われるだけだ。
私たちの目標は、おしゃれを何かの行動に役立てることである。おしゃれをすることだけが目的なのではない。
おしゃれはあなたを引き立てるツールであり、その先におしゃれを楽しめたらいいのだ。
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