百貨店でも紳士服専門店でもいろんな柄のネクタイが並んでいる。
しかし、この中の8割は使えないと思っていい。使えないというのはネクタイが変だからだけではなく、おしゃれ初心者、50代60代には向かないということも含んでいる。
シャツ同様、ネクタイも日本独自の広がりを見せている。
良くあるのはキャラクターをプリントしたもの。いいオヤジは絶対にしてはいけないものだ。
今日も50過ぎのオヤジがゾウが散りばめられたネクタイをしていた。ジョークなら許せるが、本人が至って真面目なほどヤバい。
あと気をつけたいネクタイはエルメスのもの。
ネクタイだけで見ているときれいで美しいと感じるが、これスーツと合わせるとなると難しいのだ。おしゃれ上級者向き。
これをダボダボのスーツに何気なく合わせてしまっている人たちは多い。
失敗コーディネートの出来上がりだ。
ネクタイにもスーツに合わせやすいものとそうではないものがある。
エルメスのネクタイはその特徴的な柄が締める人を選んでしまう。
プレゼントに受け取ったことのある人も、もっとおしゃれ上手になってからにして、今はやめておいた方がいい。
さて、ネクタイの基本的ものは何か?
中でも上3つは定番と思っていい。
まずはこれらを揃えること。
色はネイビー系、茶系は必須。
あとはスーツなりジャケットに合う色を選ぶ。
ここで間違っても女性に選んで貰ってはいけない。なぜなら女性はネクタイそのものが良ければと思って、ジャケットなどとのコーディネートを考えないからである。
しかもそれ以上にネクタイの知識がないから危険である。
折角の親切が仇になる。
わからなければ、ショップスタッフに聞くや。その時、合わせるスーツ、ジャケットは着て行くのが常識だ。
なぜなら、何に合わせるかでネクタイの選び方が違ってくるからである。
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