【間違いだらけのメンズファッション】ドレスシャツは最低5枚は持っていたい!

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ドレスシャツのいろいろ話

1週間のオンタイムを5日間とすると、ドレスシャツは5枚あれば足ります。毎日違うシャツを着ていれば、汚れが目立つこともありませんし、清潔感が保てます。
ネクタイをすることが少なくなってきて、またこれから暑い季節を考えると尚更です。シャツ一枚で過ごすことも多くなるでしょう。
こんな時に必要なシャツは何か?
どんなシチュエーションで、何を着ればいいのか? そんなことを考えていきたいと思います。
昨今のシャツは著しく生地の進化して形状記憶シャツが登場してから、アイロンいらずのものが多くなりました。メーカーによってノンアイロンシャツにもいろいろな種類があり、一概にこれがベストだと決めることが難しいくらいです。
ドレスシャツを突き詰めて考えていくと、細番手の肌触りの良いもの。着ていてしっくりとするものがいいと思うのですが、価格面や毎日のお手入れを考えるとコスパ、タイパは良くないのかもしれません。

魅力的なシャツはここが違う!

しかし、見ていて惚れぼれしてしまうくらい美しいシャツがあります。もちらん 高価な逸品です。手作りの温もりが伝わってきます。価格やアフターケアのことを抜きにすれば、やっぱり欲しい。
シャツの台襟の付け根から襟先へかけてのロールが、カーブを描くようになっていていて、形状がなんとも言葉にし難いのです。特にワンピースカラーのシャツとなると、台襟がない分、襟先に流れる襟のラインがきれいな曲線を描いているがわかります。
既製のドレスシャツはネックサイズから測って決めることがよくみられるパターンです。
ここで注意したいのはネックサイズだけで決めてしまうと、袖が長くなったり、バストやウエストが窮屈になったりします。また、袖幅が広すぎジャケットを着たときに皺が寄ってしまいます。
昨今、ネクタイをしないシーンが多くなってきました。敢えてノータイでシャツを着るならば、ネックサイズよりも袖丈を測って決めた方がいいと思います。袖丈の長さはそれだけ重要なことなのです。ジャケットの袖から見えるシャツ袖が適切な長さでないと、せっかくのキメたスタイルも全体が野暮ったく見られてしまいます。シャツ袖の長さは5ミリから長くて1センチまでです。これ以上長くても短くてもダメ。

ドレスシャツの装いにはルールがある!

こういったドレススタイルには細かい決め事があります。それは年月が経っても変わらないもの。流行に左右されないルールなのです。そのルールに従ったうえで、装いを考えることがお洒落な人になるための絶対条件です。
お洒落な人になることや粋なスタイルには、まず基本的なルールを知ることから始まります。そのうえで着こなし方、いわゆるコーディネートを考え、実践ていくのです。
一見格好良く見えるからといって大人が着崩したラフな着こなしをすると、側からどう映るかを考えてみる必要があります。他人の目を気にしすぎることはないのですが、あまりにも独断で決めつけた装いは、場合によっては相手に不快な思いを与えるになります。
装い方のなかでも基本中の基本であるドレスシャツをきちんと着ること。最初にマスターしたアイテムです。

基本となるシャツはどれを選べばいいのか?

さまざまな種類のなかから基本となるシャツはどれを選べばいいのか?
まず頭に浮かぶのはホワイトシャツ。生地は「ブロード」一択です。最も一般的な白シャツです。
カジュアル志向の人は、結構オックスフォード地やポプリンをいう選択もあるでしょうが、何はともあれブロード生地を選びましょう。
そのほか、色ではサックス、ストライプの順に揃えて行きます。ストライプは青系のものが基本です。青系でもネイビーストライプは季節を問わず着られるので、一枚あると重宝します。
色と素材が決まりました。次はシャツの顔というべき襟元、カラーについてです。
襟型が変わると印象がガラッと違います。ここはしっかりと覚えてほしいところです。まず、私がIVYファッションに染まっていた40年前まではシャツのカラーと言えば、レギュラーカラー、ボタンダウンが一般的でした。
ところが、時代の変遷とともに形が変わり、今ではワイドスプレッドやホリゾンタルなどの襟型が主流となっています。では一つ一つを見ていきましょう。

1.レギュラーシャツ

襟型は左右の開きが75~90度と鋭角で、もっともファーマルな形と言われています。しかし、これは選ばない方がいいでしょう。ちょっと古めかしい感じがでてしまうからです。

2.セミワイドカラー

襟の開きは100度前後。フォーマルからビジネスシーンと幅広い場面で活躍できるシャツです。迷ったらこのシャツをお奨めします。ネクタイもピシッと決まるので、特にホワイトシャツは一枚とは言わず持っていたいですね。

3.ワイドカラー

最近、人気のカラーがこちらのワイドカラーです。襟の開きは100~140度くらい。結構広めです。ファッショニスタを自称するイタリア人に人気があり、ネクタイ着用でもノータイでも決まるので汎用性があります。洒落感を出したいならば、このシャツをお奨めします。

4.カッタウェイ(ホリゾンタル)

襟の開きが180度以上。左右の襟が直線になっているので、ホリゾンタル(平行)とも言われています。ノータイで着るには襟先が横に開くので、みっともなくならないのが特徴です。これから夏シーズンには最適なシャツと言えます。

5.ボタンダウン

ボタンダウンはドレススタイルというより、カジュアルな装いに着たいシャツです。スタイルを追求していくと、カジュアルスタイルなのにドレッシーな着こなしもできるようになります。逆にドレッシーだけれど、カジュアルらしく見せできることも可能です。
凡そ、ボタンダウンを除いて、この4つのシャツを各一枚プラス同じものをもう一枚持っていれば、まず日々のシャツライフには困らない。白シャツ2枚、ストライプ2枚、サックス1枚の計5枚があれば十分です。
それ以上を求めるのならば、あとはバリエーションを考えて、色違い、型違いを持っておくといいでしょう。

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