50代、60代。一流デザイナーの厳しい言葉は胸に突き刺さる

「一日に何回もファストファッションで買い物をするなんて、少しは疑問持てよ。一着の服を選ぶってことは1つの生活を選ぶってことだぞ」


デザイナー山本耀司が放った言葉である。私の胸に突き刺さった。

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ヨウジヤマモトの服を着ていたのは大学生の時だった。デザイナーブランド真っ盛りの時代。ヨウジとコムデギャルソンは憧れの対象だったし、それに腕を通す楽しみを噛み締めていた。


上の文面だけだと山本耀司が単にファストファッションが嫌だとか嫉妬していると思われてもしょうがない。しかし、ビジネスでも成功している彼が嫉妬や羨望で言っているのではないことは明白だ。


金儲けの道具となった服が嫌なのだ。クリエーターもしくはクラフトマンなんて時代遅れなのか?


わたしはそうは思わない。45年もの間ずっと第一線でクリエーションしていた彼は職人であり、デザイナーでもあると言えよう。


と、前半のファストファッションのところは別として、一着の服を選ぶのに対する考え方は納得できるのではないだろうか。


衣食住の一部である衣の重みを感じることができる。衣は生活の一部なのだ。


服を通して、その人の生業を見ることだってできる。


いい加減な格好、具体的に言うと50代、60代のいい大人が、首周りからシャツの襟が覗いていたり、ネクタイが曲がっていたりではその人の生活感まで見えてしまう。


また、ブランド物づくしの着方は虚勢を張っているか自意識過剰のどちらかだろう。


服はその人の表層だけでなく、深層も映し出してしまう恐ろしさがあるのだ。


でも、着ることに怯えることはない。生活の一部なのだから、生活をしっかり送ることができれば、服をないがしろにはしないはずだ。


トレンドを追ってもイタチごっこの連続だ。
トレンドを100パーセント無視するのではなく、取り入れながらも50代、60代が着るに相応しい服を見つけることが大切である。

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服のことをもっと意識してあげていいと思う。われわれの世代は、若い頃は服を大切にしていた。時代を経て、今は服との関係性が薄れてしまった。


50代60代、生活の中に服を取り戻そう!

50代、60代、まだ憧れる車がある人はいるかな?

やっと暑さが通り過ぎていった。
このくらいの気候ならば、秋物が着られる。


今日は近隣の駅前で、車の展示会があった。
初めてのマセラティ試乗(座っただけ)。

並んでいたのは、グランスポーツ、ギブリ、SUVのレバンテの3車種。


グランスポーツは車高が低く、まさにスポーカー。身体が前滑りですぽっと填まった。フロントエンドは全く見えない。


ギブリは4ドアクーペ。マセラティの中でも一番厳つい顔で迫力がある。

黒のメタリックが一層精悍に見えた。また、トランクルームの広さはワゴン並みなのも驚きだった。


最後、SUVのレバンテ。でかい。ポルシェのカイエンくらいある。


この車の特徴は視界性とゴージャスな内装だ。もちろん走りは…いいに決まっていると思う。

こんどは走らせてみたい。やはり車は動かして体感しないとわからないことが多い。


見ているだけで判断してはならない。何回か試乗(動かしてみる)する必要がある。


ステアリングの感触。エンジン音。サスペンションの硬軟。他にもいろいろなものを身体で感じなくてはならない。


値段はさておき、ピュアスポーカーがこんなに身近に体験できるのは嬉しい限りだ。


ここまでが前振りとは言わないが、ファッションにも似たようなことが言える。


試乗=試着


体感すること。


先日に引き続き、耳にタコができるかもしれないが、試着して体感する。


高額商品だからというわけではなく、しっかりと体感するには試着、試乗が必要なのである。


プチプラ商品でも失敗しないためには試着。
高級ブランド商品でも同じ。


私事にて、これから何年かかるかわからないが、マセラティ、憧れの車だなあ。

50代、60代が既製服を探すなら試着は絶対に必要だ!

あなたは自分のサイズを知っているだろうか?


50代、60代は自分だけで服を買うことがあまりないと思われるので、自分のサイズを知らない人が多いのではないか。


サイズがわからなければ、適切な服は選べない。


ショップに行ってサイズを測ってもらうのもいいだろう。自分のサイズを把握しておくと、服を買う時の手間と時間が節約できる。


服を選ぶには、サイズ、形、色、素材を見て判断している。サイズがわかっているのなら、この中の形と色、素材を選べばいい。


サイズ選びは簡単そうでいてそんなに簡単ではない。


巷に溢れているサイズの合っていない服を着ている人々。こんなにも多くの人がサイズエラーを起こしているということは、適切なサイズの服を着ることができれば目立つ。人よりおしゃれに見える。(他人と比べるのもどうかと思うが)


的確なサイズを選ぶには試着をするしかない。服との相性を知る上で欠かすことができないことなのだ。


色、生地は着なくても見ること、触ることである程度はわかる。でも、形やサイズは試着してみないとわからない。


特に形は、吊るしてある平面に近い状態と着た時の立体的な状態では違っている。


だから、いろいろなブランド、サイズ違いの服を試着しまくって体験することが大切である。


質より量。量は質を凌駕する。


この時大事なのは、ショップスタッフにアドバイスを求めることである。ただ闇雲に試着すればいいというものでもない。適切なアドバイスをもらいながら、自分に合ったサイズを確かめていく。


余談だが、何でも勧めるスタッフはNG。肩幅から肩甲骨にかけて体と密着しているかを丁寧にに見てくれるスタッフがいい。


試着のメリットは自分に合うサイズがわかるだけではない。着た時の心地や雰囲気、服の形(デザイン)がわかることだ。


着心地は人によって様々である。Aという服がいいと思う人とBの方がいいと思う人もいる。どちらもその人に合っているのだから正解だ。


服はちょっとしたデザインで着心地が違ってくる。ビッグネームのブランド物でも体に合わなければ価値はない。


どうだろう。試着の重要性がわかっていただけただろうか。


オーダーした服も仮縫いという試着をする。既製服なら尚更、着てみなくては相性のいい服、おしゃれでカッコいい服に巡り合うことはできない。

50代、60代にとって一生モノとは? マイホームを例にとって書いてみると。

雑誌のタイトルに「一生モノ」なる言葉が書かれていることがある。


服で言えば、定番=一生モノなのか?


一生モノはあるのか? ないのか?


この2つをマイホームに例えるとわかりやすい。一生モノがあると思っている人は家を買う派。逆にないと思う人は家を借りる派である。


ある特定の場所を想定すると、月額ローン7万円。この人は賃貸料を払うよりもローンの方が月々の支払いが抑えられていいと思っている。この場所で月額7万円では住めるところがない。


また、ローンを払い終われば家は自分のものになる。


一方、借りる派のメリットは月額の支払いは大きくなるが、頭金という初めの大きな出費は必要ない。また、一定の場所に囚われないで済む。


さあどちらが得か?
というよりどっちが好きか?
どちらがあなたに向いているかだろう。


話をファッションに戻すと、家を買う派が一生モノがあると思っている人。借りる派がないと思っている人となる。

一生モノある派は、服は仕立てるものと考えていて、既製品は考えていないのかもしれない。


仕立て服ならば素材が古くたっても構わないし(ビンテージの生地を使うことを考えると生地自体が古い)、形はある範囲までならお直しすることができる。


一方ないと思っている人は、服の形や素材は毎年に変わっていく。大きく変わるのか、微妙に変わるのかは様々であるが、変わることを考えると、一生モノとしてお付き合いはできないと思っている。


こんな疑問があるからこそ、一生モノはないと断言する人がいるのは当然だろう。


拘りの服をリフォームしながら着るのか。こまめに服を継ぎ足し取り替えていくのか。


私はどちらも正解だと思う。
アイテムによって、一生モノになるものと、そうではないものに分かれる。


スーツやジャケット、靴なんかは一生お付き合いできるアイテムであろう。


しかし、先端の素材を使った、例えばダウンパーカーだと一生お付き合いはできない。


その筆頭はインナーウエアだ。直接肌に触れるものは一定期間で取り替えていく。まあヘタるのも早いが。


結局、一生モノはリーズナブルとは言えないが、長いお付き合いを考えると決して高い買い物ではないと思う。


どちらかというと私個人は、6対4て一生モノ派に近いのかもしれない。

50代、60代の革靴は値段でなく形で選べ!

「おしゃれな足元から」
ファッションの話の中によく出てくるフレーズである。


意味合いとしては、足元(ディテール、細かなこと)までおしゃれに気を使っているということ。


全身で表現するファッションは頭のてっぺんから足先までを抜かないことで、全体のバランスが保たれる。


例えば、上質なスーツとネクタイを締めているのに、靴が汚れていたらどう思われるだろうか?


もったいないな。折角いいスーツで決めているのに。


靴があれじゃあダメだな。繊細さがない人だ。


なんて他人に思われてしまうかも。


ファッションの中でも靴の大切さの占める割合はあなたが思っているより大きい。


靴フェチやコレクターになれというのではない。最低の知識がないとんでもない靴を持つことになる。


靴はおしゃれのバロメーターである。


世の中には大丈夫かこの靴というくらい変な靴がある。


特にその傾向が強いのがビジネスシューズだ。黒の革靴っぽく見せているけれど
、ちょっとでもファッションを齧ったことのある人ならば変なことに気づく。


まあこんな靴を避けながら、本来のスーツに合う革靴を探してみよう。


革靴の値段は一足30万円するものから1万円くらいのものまで振り幅が物凄く大きい。


実はどの価格帯のものが適切かということは
言えないのだ。


見た目で比べてもその違いがわかる人は殆どいない。わかるのはおしゃれ通くらいだ。


だから、革靴を値段で区切ることはしない。その代わり革靴の形で話を進めていこう。


一番最初に揃えてもらい靴は黒のストレートチップだ。写真を見て貰えばわかると思うが、甲に横一文字の縫い目があるのでこう呼ばれている。


この靴は冠婚葬祭にまで履いていける万能シューズと言っていい。革靴の中では一番ドレッシーな形となる。


逆にローファーを見てみよう。この靴はかなりカジュアルなもので、ビジネススーツに合わせることはしない。専らジャケパンに合わせるとすんなりと落ち着く。


このように革靴は用途によって選ぶべ形が決まってくる。


こういうルールを知っているとそうではないのではおしゃれ度が違う。


もっと言うと様々なルールがあるのだが、今回はここまでにしておこう。


揃えるべき革靴の形。


黒はストレートチップ(これは必須)。

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黒のプレーントゥ(甲部分になんの飾りもないもの)

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茶色のキャップトゥ

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茶色のモンクストラップ

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黒のローファー

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写真の靴はすべてジョンロブだけれど、形のみ参考にしてほしい。