50代60代、スーツの着こなしのまとめ 

さて、前にも書いているが、スーツの着こなしを完成させるにはネクタイとジャケットの色、柄のバランスが要である。


下の写真はネクタイの主な種類とコーディネートの仕方を示している。


スーツの基本はネイビーとグレー系を選んでみた。


1 レジメンタルタイ

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1 レジメンタルタイ

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2 小紋タイ

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3 ソリッド(無地)タイ

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4 ペイズリータイ

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5 ニットタイ

中でも上3つ、1、2、3のタイは定番と思っていい。まずはこれらを揃えること。


色はネイビー系、赤系(茶系)は必須である。

1はレジメンタルタイを使ったベーシックなコーディネート。ジャケットのネイビーを拾って青系のタイにしている。


2は反対色のコーディネート。ネイビー×赤系はグッと主張がある組み合わせだ。


3はグレンチェック柄の水色のヘアラインから拾った青色系をネイビーのタイとポケットチーフで揃えている。


4は同色系でもペイズリーのタイで遊びを入れたもの。

4、5はジャケットとタイを同色系で揃えている。5はワントーンコーデと言って同色系の濃淡でコーディネートしたもの。

3、5は胸ポケットにチーフを挿している。これがおしゃれ度を上げるポイントだ。


チーフの基本は白無地。あとはジャケットやタイの色を一色拾って挿す。濃淡はありだ。

5は柄物のチーフを持ってきた。嫌味にならない程度が全体にメリハリを与えてくる。

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反対色のコーディネートで最も使われているのは、青系と茶系の組み合わせだ。「アズーロ(青色) エ マローネ(栗色、茶色)」はイタリアサイド人の必須な色コーデ。


われわれもマネしたい組み合わせである。

最後にシャツの説明を。
シャツの基本は白のブロード織。長袖。襟元はセミワイドスプレッド。前立ては裏前立て(フレンチフロント)。ボタンは白蝶貝。

追記
ベルトと靴の色は揃えること。

50代60代は女性にコーディネートを頼むべからず

スーツを新調した。シャツ、靴、コートも揃えた。あとはネクタイだけだ。


最後の締めとしてネクタイは妻に選んでもらおう。


さて、これで素敵なコーディネートが出来上がるだろうか?


答えは簡単。ダメだ。


「女性の視点」を何でもかんでも取り入れると、コーディネートが失敗することがある。


なぜか?


女性は自身のファッションには一家言あるけれど、男性のファッションに疎いのが現実だからだ。


女性の視点なんていい加減なもの。ネクタイ選びもその場で選んでもらったとしても、家で合わせてみると、まったく似合わないことがある。


女性が買い物をするときのように、勢いや衝動で決めていることが、男性のファッションを判断するのには向かないのである。


だから奥さん、カノジョ、愛人に男性のファッションを決めてもらうのはやめた方がいい。


私は女性の考えをすべて否定しているわけではないが、女性の判断を信じているわけでもない。


「ファッションが得意なのは女性」という紋切り型のトラップに嵌ってはいけない。


すべての女性がファッションに秀でているわけではないし、センスがいいわけでもない。


まあ、それ以上にいい大人がファッションに関してだけ人任せなのはどうかと思う。


興味のあるなしに関係なく、服を選ぶということは日常的にすることだから自分で出来るようにならなくてはいけない。


それでも女性にあなたのファッションを見てもらいたいと思うならば、「いい」か「ダサい」かを判断してもらうくらいにしておくことだ。

50代60代おしゃれ初心者向け、オーダースーツを作るコツとは?

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巷に溢れるオーダースーツは基本的にはフルオーダーではない。


フルオーダーは採寸から型紙を起こして一着一着を縫い上げていき、仮縫いをしてサイズ補正していく。


この工程を簡略化したものがセミオーダーであり、イージーオーダーである。


イージーオーダーは、既存の型紙から体型に合うものを選び縫い上げていく。


型紙は既存のものを使うので完璧なものではない。仮縫いもないので、出来上がった服を補正してより体型に近く服を作り込んでいく。


既存の型紙がピシャリと合えば何の問題もない。ただ合った型紙が見つからないと出来上がった段階でサイズを補正していくしかない。服の出来上がりに一抹の不安が残る。


実際、フルオーダーは高い。押し並べて20万円以上である。


逆に言うと、この価格を切るフルオーダーは考えた方がいい。別の不安があるからだ。


オーダー物の難しいところはその場で完成したものが手に取れないことだ。


だからオーダーなのであるが、やはり最初のオーダーは慎重にならざるを得ない。


セミオーダー、イージーオーダーの流れを簡単にまとめると、  


生地を選ぶ
生地のランクで価格が違ってくる。もちろん高級生地ほど高くなる。


形を決める
多くのオーダーサロンではいくつかのバリエーションを揃えている。大別するとイタリア型やイギリス型となる。


ディテールを決める
ボタンの種類。裏地、パンツの裾をシングルかダブルか。タックはどうするのかなど細かい部分を決めていく。


採寸する
体の寸法を測る。


ざっと書くとこんな感じである。


どこでスーツを作っても大体同じようなものであろう。


ここでのポイントは生地選びと形の決め方である。


おしゃれ初心者でなくても生地はどうやって選んだらいいのかわからない人も多いと思う。


いきなりバンチ(生地サンプルを閉じた本のようなもの)を見せられて、どれにするかと言われても迷うばかりだ。


ここは担当してくれるスタッフにとことん聞くか、服に詳しい人と一緒に行くしかない。


生地選びはとてもデリケートもので、間違えると出来上がった服がイメージと違うものになり失敗してしまう。


最初でも生地は化繊の入ってないものを選ぼう。折角のオーダーだから少し値が張ってもいいものを作ること。


高級海外生地ブランド
エルメネジルドゼニア
ロロピアーナ
スキャバル


有名海外生地ブランド
ドーメル
カノニコ
レダ


次に形であるが、自分の体型と好みの形をうまく掛け合わせて、納得のいく服に近づけていきたい。


ちょっとでも不安や違和感があれば、即座に質問すること。素人なのだからいろいろなことが分からなくて当然だ。


もし、形で迷ったらイタリア型のものを推奨する。今はどちらかというと、柔らかな着心地とスタイルがカッコがいいとされているからである。


ディテール
裾上げはダブルで、裾幅4センチから4.5センチ。シングルの方がよりフォーマルに近い。


袖口は本切羽。ボタンは重ねボタン。襟型はノッチドラペル。


ボタンはプラスチックは避け、水牛にする。


裏地は派手にさせずに、表地と同色のものを選ぶ。素材はキャプラ。


これくらい知っていればよい。この機会にぜひオーダーしてみたらどうだろうか。

50代60代の皆さん、持つ物と身につける物の違いについて考えよう

ファッションのことに限っていうと、持つ物の代表格はバッグがある。まあ肩から下げていると身につけているようでもあるが、バッグを身につけるとはあまり言わない。バッグは持つという。


身につけるものの代表格と言えば服。服を着ることは身につけることである。


この2つの事柄から何が言えるのかというと、持つ物は人を選ばないが、身につける物は人を選ぶということである。


これはおしゃれの感度が関わっている。


おしゃれじゃなくてもバッグはバッグに見えるけれど、おしゃれじゃないと服はダサく見える。


この違いは大きい。


持つ物はおしゃれ度をあまり問わないけれど、身につける物はおしゃれ度が問われてしまうのだ。


おしゃれになるには「持つ物」に注力するよりも、「身につける物」に注力すべきなのだ。


故にバッグや財布のような「持つ物」にいくら凝っても、お金を費やしてもおしゃれ度は上がらない。


やはり、「身につける物」に投資して、失敗しながらでも(なればないに越したことはない)、おしゃれ度を上げる努力をした方がいいのである。


多くの人が勘違いしているのは、ブランド物のバッグや財布を持てばイケてるような錯覚に陥ってしまうことだ。


おしゃれでないダサい人がいくら高価なブランド物のバッグや財布を持ってもダサいまま変わらないのが現実である。


まずは「身につける物」、服をいかに着こなせるかを考えて、高価なバッグを持つに相応しいおしゃれな人になってからでも遅くはない。


もしかしたら50代60代は簡単に「持つ物」から入っていないだろうか?


まずは形からと高価な物で埋め尽くしていないだろうか?


形から入るならば、「身につける物」からである。あと先の順番が入れ替わってはいけない。

50代60代ジャケットの下には何を着るか?

前回はジャケットの下にノータイでシャツを合わせる着こなしを書いた。 


今回はシャツ以外のアイテムでは何があるのか紹介していこう。


しゃかのVゾーンを埋めるのはニットが合う。この季節のマストアイテムであるニットを合わせる。


首周りの形はクルーネック、タートルネック、ハイネックがいい。


Vネックも合わせられないことはないが、ちょっとおしゃれ初心者には難しいのでここでは取り上げない。


ニットの種類は首周りだけでなく、素材、編み方でもいろいろな顔を見せてくれる。


素材の代表格はウール。このウールに化繊やシルク、カシミアをブレンドしたものもある。


化繊の混紡は価格が低くなるメリットがある。逆にウール100%やカシミア、シルクなとを使っているほど価格が上がってくる。


また化繊だけのものや化繊の混紡はできれば避ける。手触りや作りは安っぽさが出てしまうからである。


大人はあまり安い素材を選ばずに、カシミア100%やシルク混紡などの高級素材を合わせてみよう。素材の抜け感が出てくる。


次に編み方。ニットにはハイゲージからローゲージと言われる編みの方法がある。ハイゲージは細い毛糸で編んだもの。逆にローゲージは太い毛糸で編む。

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仕上がりはハイゲージが薄く軽やかな感じになり、ローゲージは重厚感のあるリッチな雰囲気で防寒になる。

ではジャケットの下にはどちらが合うのか?


ハイゲージならば今から即対応できる。ニットの上にジャケットを羽織るだけだからだ。でも、本格的な冬場はジャケットの上にもう一枚コートやダウンが必要だ。


一方、ローゲージのニットはこの時期ならば上に羽織らずに一枚で事足りる。冬場はジャケットとの併用よりもコートの方が合う。 

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ミドルゲージのニット
 

因みにハイゲージ、ローゲージの中間にはミドルゲージがある。


ジャケット(コート)+ニットは極めてベーシックなコーディネートである。必ず着こなせるようにしたいものだ。

50代60代がネクタイを外すとどうなるか?

昨日はネクタイの基本的な選び方を書いた。


今回はネクタイをしない、外したらどんな風に着こなせばいいのかを提案したい。


クールビズが叫ばれて以降、スーツの需要が減ったと言われている。


ファッションのトレンドもカジュアル化の波に乗り、スポーツ系、ストリート系のファッションを取り入れたものが多く出されるようになった。


クールビズは大体9月10月くらいまでだろう。しかし、今もネクタイをしていない人が結構いる。


スーツにノータイ。ジャケット+パンツにノータイ。


シャツの首元が開いたままの状態でジャケットを着ている人を多く見受ける。


ネクタイがない状態というのは首元になんだか寂しさを感じるのか、皆エグいシャツを着ている(エグいシャツについては前にも書いたのでここでは割愛する)。

シャツは襟の形で決まる。最もスタンダード一な形はレギュラーカラーと呼ばれるものである。


われわれ世代が見ても、ちょっと古めかしさが感じられる。おしゃれ上級者がするものと思ってもらおう。


セミワイドカラー。ネクタイを締めるにはこの形が一番だ。でも、ノータイの場合は話が違う。ノータイでするならば、おしゃれ初心者を卒業してからでいい。

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選択肢が狭まってきた。ならばノータイではどの襟元のシャツがいいのか? 

ホリゾンタルカラーを選ぶ。襟の開きが180度開いたもので、開襟にすると様になる。逆におしゃれ初心者は、ネクタイを締めてカッコよく見せるのは難しいので避けた方がいい。


他にノータイで様になるがボタンダウンである。もともとノータイをイメージして作られたシャツなので開襟しても決まる。


余談だが、ボタンダウンにネクタイを合わせたイタリア、イギリス、そしてアメリカントラディショナルの要素を取り入れた着こなしは、アジア人がはじめたスタイルで、今世界のメンズファッションをリーダーするほどになっている。

まとめノータイにはボタンダウン、ホリゾンタルカラーのシャツが必須。ノータイだけけれど、きれいに見える着こなしが可能だ。

追記ノータイのシャツ以外をジャケットやアウターに合わせる着こなしは次回に詳しく書く。ご期待を。

50代60代はこのネクタイ以外するな!

百貨店でも紳士服専門店でもいろんな柄のネクタイが並んでいる。


しかし、この中の8割は使えないと思っていい。使えないというのはネクタイが変だからだけではなく、おしゃれ初心者、50代60代には向かないということも含んでいる。


シャツ同様、ネクタイも日本独自の広がりを見せている。


良くあるのはキャラクターをプリントしたもの。いいオヤジは絶対にしてはいけないものだ。


今日も50過ぎのオヤジがゾウが散りばめられたネクタイをしていた。ジョークなら許せるが、本人が至って真面目なほどヤバい。


あと気をつけたいネクタイはエルメスのもの。
ネクタイだけで見ているときれいで美しいと感じるが、これスーツと合わせるとなると難しいのだ。おしゃれ上級者向き。


これをダボダボのスーツに何気なく合わせてしまっている人たちは多い。


失敗コーディネートの出来上がりだ。


ネクタイにもスーツに合わせやすいものとそうではないものがある。


エルメスのネクタイはその特徴的な柄が締める人を選んでしまう。


プレゼントに受け取ったことのある人も、もっとおしゃれ上手になってからにして、今はやめておいた方がいい。


さて、ネクタイの基本的ものは何か?

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レジメンタルタイ


小紋タイ


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ソリッドタイ


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ペイズリータイ


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ニットタイ


中でも上3つは定番と思っていい。
まずはこれらを揃えること。


色はネイビー系、茶系は必須。
あとはスーツなりジャケットに合う色を選ぶ。


ここで間違っても女性に選んで貰ってはいけない。なぜなら女性はネクタイそのものが良ければと思って、ジャケットなどとのコーディネートを考えないからである。


しかもそれ以上にネクタイの知識がないから危険である。


折角の親切が仇になる。 


わからなければ、ショップスタッフに聞くや。その時、合わせるスーツ、ジャケットは着て行くのが常識だ。


なぜなら、何に合わせるかでネクタイの選び方が違ってくるからである。

50代、60代のおしゃれな大人はこんな革靴を履かない

「いらない」シリーズの第3弾は革靴を取り上げてみた。


ビジネスシューズの説明は、値段よりも形から入れということを書いた。


その前に買ってはいけない革靴、ビジネスシューズがある。


これから紹介していこう。


まずはこちらの写真の革靴だ。
なぜか年齢を重ねるとこういった靴に向かってしまう傾向にある。

これは短靴本来の流れからしても亜流になる。革靴の聖地イギリスやイタリアにはまるでこのような革靴がなかなかはないが、稀である。


いわゆるオッサン靴の代表選手のようなものである。

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50代、60代のわれわれが履くと結構収まりがいいのが特徴と言える。だからこれらの靴を履いてしまう人が多いのだ。


若い頃からこの類の靴にハマったら抜け出せない。他の革靴の存在を知らないから、ビジネスシューズはこれだけだと思い込んでいる。


人の考えなんて狭いもので、知らなくても生きていけることがたくさんあるのだ。


次の写真は鼻先が滅法長く、爪先が尖っていて上を向いているのが特徴である。

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これを変な靴だと思えないならば、あなたの感覚は結構ヤバいと思った方がいい。


このブログを読んで一つ一つファッションを理解していってもらいたい。得られるものがきっとあるはずだ。


頭が固くなり、感覚が鈍ってきた世代なので、いろいろと難しいこともあるだろう。


もし、理解ができないことがあれば、気軽に問い合わせてほしい。出来る限り読者に寄り添っていきたいと思っている。

50代、60代のおしゃれな人は絶対に着ない服とは?

世の中、いろんなところでモノを買ってもらいたかっている。リアルだってネットだって同じだ。

ブログを下にスクロールして行くと、必ずと言っていいほど商品の紹介が出てくる。


テレビも雑誌もDMだったそうだ。みんなモノ(またはサービス)を買わせたがっている。


あれもこれも買うことはできないので、何かを選ぶことになるが、選び方を間違うととんでもないことになる。


服だって同じ。みんな買わせようと躍起だ。


皆がみな買って良かったというものでもない。失敗もあるだろう。しかし、初めからダメだとわかっているモノを買う必要はない。


だから、わたしは敢えて買わないでいいモノを紹介していきたいと思う。


前にも書いたと思うけれど、もう一度復習のつもりで読んで欲しい。


シャツは装飾が何もないものがいい。シャツだけだと寂しい感じもしなくはないが、過剰なステッチ、ボタンの色、ボタンホールの色、二重になった襟など、間違いなくおしゃれな人は着ない。


これらが全然おしゃれでないことを理解しなければならない。


どんなに頑張ってコーディネートを考えてもも、このシャツを着ていたらおしゃれにはならないし、見えない。


これらのシャツは4,000円代からある。まあどちらかと言えばリーズナブルであろう。


しかし、大人のおしゃれを考えた場合、これらのシャツは4,000円でも高いのだ。おしゃな人は買わないからである。


同じ価格帯でもっとマシなものがある。鎌倉シャツならば、5,900円でまともな定番シャツを買うことができる。


このまともか否かという一線はとても大事だ。こういうシャツを着ないことがあなたのファッション改造に繋がる。


もし持っているならば、すぐに手放して鎌倉シャツでも麻布テーラーでもいいので新たなシャツを調達することをお勧めする。

50代、60代。ハイブランドから専門ブランド、どんな選択をしますか?

ルイ・ヴィトンのストール
193×73、ウール100%、73,700円。

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https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/products/monogram-cosy-scarf-nvprod1640027v

ロロピアーナのストール
200×70、カシミア70%、シルク30%、81,000円。

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https://jp.loropiana.com/ja/p/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%95/Golden-Garza-FAI6875?colorCode=WC34

ジョンストンズ
カシミア100% 37,000円。

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https://lea-mills.jp/item/johnstons/wa000020-ru5917.html

グッチのストール
200×70、ウール100%、50,600円。

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https://www.gucci.com/jp/ja/pr/women/womens-accessories/womens-hats-soft-accessories/womens-scarves/gg-wool-stole-with-web-p-6009504G2009766?position=103&listName=ProductGrid&categoryPath=Women/Womens-Accessories/Womens-Hats-Soft-Accessories/Womens-Scarves


ビームズF
シルク100%、24,200円。

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https://www.beams.co.jp/item/beamsf/fashiongoods/21450466427/


10万円以内でストールを買うとなったら、何を選ぶか?


ここに挙げたストールだけでも、これだけの価格差がある。


50代、60代の大人は、この中でどれを選ぶのが最適なのかについて考えてみたいと思う。
 
みな機能的には同じ「寒さを防ぐ」ためのものである。価格が低いからと言って機能面で大きく劣ることはない。


安いストールが寒さを凌げないことはないからだ。


ただ、着け心地良さとか、柔らかさとか、軽さなどは違ってくるだろう。


こんな細微なことが価格に反映されているのも事実である。


例えば、巷でもウールとカシミアだったら、カシミアの方が柔らかくて、着け心地がいいと思われている。


当たらずも遠からずで、この価格(10万円)を超えるものにウール100%のストールがある。ウールの中でも特別なもので、価格はもっと高いのだ。


ウール、カシミアと一言で言っても千差万別であって、一概にカシミアの方が高級というわけではない。


上の上位2ブランドはウール100%とカシミア70%、シルク30%の混紡である。


価格はロロピアーナの方が若干高い。両方ともに高級品だ。


ルイ・ヴィトンは誰でもわかるから、もう一方のロロピアーナについて触れたいと思う。


ロロピアーナは服地の生産も行なっている生地マーチェントだ。自分のところの最高級の生地を踏んだんに使えるメリットがある。


ここに紹介してたストールは、カシミアの柔らかいふんわり感とシルクの光沢が絶妙な滑らかさに仕上がっている。


あまり聞き慣れないブランドはジョンストンズだろう。創業200年以上続くスコットランドのニットメーカーである。カシミアを用いたストール、マフラー、ニットを得意としている。 


この中にあってジョンストンズのストールは、比較的価格が抑えられていてリーズナブルと言えないだろうか。


ルイ・ヴィトンやグッチはウール100%で81,000円と50,600円だ。ブランドの意匠代と言われるものが乗っかっているのだろうか?


実際のプロダクトの質から比べるとブランド物はやはり高い感がある。


もっともコスパがいいのはビームズFのオリジナルだ。シルク100%でこの価格である。


ストールだけでも探せばこんなに価格が違うものがある。そして、これはストールだけの話ではない。


50代、60代はわかりやすいブランド物に頼りすぎることなく、もっと視野を広げてプロダクトを選択して欲しい。

世界にはまだあなたの知らない名品が隠れているからである。